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小鳥・小動物のケアについて

小鳥・小動物の健康管理

ウサギ

小さい体に柔らかな毛並み、長く立った耳とつぶらな瞳。愛らしさNO.1のウサギは身近で、親しみやすいペットの代表格です。 愛情をもって、充実した楽しい一生を過ごさせてあげてください。。

食事

エサは、規定された1日量を1日1~2回に分けて与えます。多めに与えると与えただけ食べてしまいますので、肥満には気をつけましょう。飲料水は専用容器でいつでも飲めるようにし、必ず毎日取替えて新鮮な水を与えましょう。
生の野菜を多く与えているウサギの場合は、飲水量は減少する傾向があります。

○食べられるもの:ペレット(ウサギ用総合栄養食)、牧草、野菜など

×食べられないもの:ネギ類、生の豆、果物の種、にら、にんにく、ピーマン、じゃがいもの芽と皮など

ケア

ウサギは湿気に弱い動物です。毎日ケージから外に出して、掃除をこまめにしましょう。
毎日エサの補給、水の交換、トイレの掃除くらいで十分ですが、1週間に1回は底に敷いてあるペットシーツや敷材を取替え、その際にはケージを水洗いし、十分に乾燥させてください。
ケージから出して運動をさせる時は、十分に太陽光線に当てるのが理想ですが、炎天下は避けてください。室内で放すときは、部屋の電気コードなどをかじったり、異物を口にしたりするので、絶対に目を離さないでください。

健康管理

ウサギの切歯(前歯)は一生伸び続けます。歯が伸び過ぎると食事が摂れなくなります。硬めの食事を与える、固いもの(木片)をかじらせるなどして、伸び過ぎを予防してください。歯が伸び過ぎてしまった場合は、動物病院で切ってもらいましょう。
また、ウサギは吐くことができません。部屋に放しているとき異物などを飲み込んで胃に詰まってしまうと大変ですので、近くに飲み込めるようなモノは置かないでください。
また、ウサギは毛づくろいを行うため、被毛を飲み込んで、胃や腸に貯まる(毛球症、ヘアーボール)場合があるので、定期的に除去する必要があります。獣医師の指示に従って行いましょう。

基本的にウサギは丈夫な動物ですので、衛生、食事、運動等の健康管理をきちんと行っていれば、病気にかかることはあまりありません。
普段からウサギの毛並みや食欲などに注意して、長生きができるように大切に育てましょう。